ヘリコプターの燃料はミドリムシ!
愛知県豊山町の県営名古屋空港から飛び立つヘリコプター。
燃料の10パーセントが、ミドリムシや、植物由来の使用済み食用油から作られています。

この燃料は、燃焼する際に二酸化炭素を出しますが、原料の微生物が、成長過程で行う光合成で二酸化炭素を吸収するため、排出量が実質ゼロとされています。

製造会社によりますと、ヘリコプターを使った検証は、国内で初めてということです。
(ユーグレナ社 尾立維博執行役員)
「地球をカーボンニュートラルなものにするために進んでいきたい」
通常の燃料の100倍の費用や、少ない供給量が課題ですが、この会社では、3年後に稼働予定の工場で大量生産を行い、実用化を目指す考えです。