■プロ野球 阪神 0-4 DeNA(13日・甲子園)

2位・DeNAは先発・石田健大(30)のタイムリーで先制すると、最後までリードを守り切り、今季10度目の完封勝利を挙げた。

今季阪神戦、ビジターは開幕から8連敗を喫したが、9試合目でようやく初白星を収めた。チームは43勝35敗2分で貯金8。

今季13度目先発の石田は、5回86球を投げ、3安打無失点の好投。4月18日の巨人戦以来となる3勝目を挙げた。

この日は雨の影響で30分ほど遅れて開始。石田は立ち上がり、先頭・森下に二塁打、小野寺に四球を許し一・二塁のピンチを招いたが、大山をショート併殺打で切り抜けた。2回は3者凡退、3回は1死二塁から森下を空振り三振、中野を二ゴロに抑えた。

打線は阪神先発の村上に対し、序盤は好機を作れず。4回は先頭・関根大気(28)がヒットで出塁するが、宮﨑敏郎(34)が見逃し三振、牧秀悟(25)は左飛、佐野恵太(28)が中飛に倒れた。

5回はソト(34)の四球、京田陽太(29)のヒットで一・二塁とすると、山本祐大(24)が送りバントを決めた。ここで打席に立った石田がセンターへタイムリーを放ち、2-0とDeNAが先制。

さらに6回は宮﨑、佐野のヒットで1死一・三塁とすると、ソトは見逃し三振も、京田がセンターへタイムリーを放ち3-0。8回は3人目の石井から、牧が2試合連続となる16号ソロを放ち4-0と突き放した。

リリーフ陣は、森原康平(31)、ウェンデルケン(30)、伊勢大夢(25)らが無失点リレー。9回は山﨑康晃(30)が3人で締めゲームセット。