「大変なことになる」取材を重ねるうちに漏れ聞こえた業者の本音とは
民間業者の代表
「今の時代、こうして観光客がお客さんがたくさんいらっしゃるなかで、弊社の事を言えば朝から砂慣らしと藻の片付けと、お客さんの残してったチリとこれから始まるんですよ。 大変なことになると思いますよ、この環境とか、景観とか、これが管理されなくなってしまったら。ビーチをもし全部オープンなビーチにしてしまったら」

業者代表によると年間のビーチの利用者は約4万人。観光客などの利用者が増えるなか、この業者はビーチの景観を守るための清掃や安全管理を担ってきたといいます。しかし、ビーチの維持管理には多額の費用がかかるため、一律に料金を取るような方法でないと経営が成り立たたないと業者の代表は主張します。
こうした現状について島の住民は。

伊計島の住民
「ごみだらけの荒れ放題になるとは思います。人が管理しているっていうのがあって、きれいに維持されている。賑わってるので、たぶんやりたい放題、島中から苦情が来るぐらいに」
「海の掃除とか綺麗にしないといけないから利用料金として取ってると思うけど、海をオープンにすると汚くなるんじゃないかな、海が」
民間業者の代表
「堂々とお金を貰えるような条例とかそういうのができたらいいなと思っています。とにかく今の海浜条例は、今の時代に絶対にマッチしていないとは思っています」