全国から集まる悩める母親…りつ子さん『どこにでも相談に行きたい』
7月5日、りつ子さんが訪れたのは大阪のとある会議室。りつ子さんと直接話ができる不定期の対面相談会は遠方からの予約も多いといいます。
(相談会にやってきた人)
「北海道から参りました」
「私は名古屋から来まして、貴重な機会だったので是非にと思って来させていただきました」
『こうあるべき』の縛りに気づけるかどうか。それだけで変えられる不登校児と母親の親子関係。この日、相談に来た母親も。
(北海道から来た母親)「この子もきっと今、自分の中と向き合っているのかなと思えるようになったし。自分への厳しさが少し和らぎました。だいぶ楽です」
(りつ子さん)「お母さんが疲れると全部子どもに影響する。一番は自分がどう思いたいか、どう思ったら自分が幸せな気持ちになって子どもの前にいられるか、が私は一番大事だと思います」
育児に悩む母親にとっての保健室のドアはいつでも開いています。
(大西りつ子さん)
「私はお母さんを変えようとかも思っていなくて、子どもを変えようとかも思っていなくて。来てって言われたらどこにでも行きたいというくらいの、隣に座りに行きたい。どうしたん、ちょっとコーヒー飲む?くらいの感じで話を始められたら」
(2023年7月11日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)