「農業にやりがいを」創業時の思い
創業当時までさかのぼってみましょう。ふれあいステーションを創業し、今は会長を務める柳尚造さんに、創業時の思いを聞きました。

柳尚造会長
「この台道の農業だけでなく、この周辺、山口県の農業を、生産する人がやりがいのあることになってほしいと思って」
台道の、そして山口の農業にこだわった店づくり。創業当時20程度だった店に出品する生産者は、現在300を超えるまでになりました。
利益→生産意欲アップの好循環

柳会長
「生産したものを有利販売につなげるということがね、やっぱり生産意欲がわくということでですね。やる気のある農業生産者集団が、ここに、今はできあがっているということでしょうね」
商品が売れて利益が出ると、店に出品したいという生産者が増えます。利益が出るので、別の農作物の生産にも意欲的になる。結果、店に出品される品数も増えていきます。
人気の秘密2 品数の豊富さ

山口市からの来店客
「ここは種類が多いんじゃね。やからここに来る」
宇部市からの来店客
「ここへ来たら数がそろうからね、わざわざ来るの」
それが人気の秘密2つ目「品数の豊富さ」という、大きな強みにつながります。
人気の秘密3 商品が新鮮
買い物客に話を聞いたときに1番多く出たキーワードがあります。

宇部市からの来店客
「花が元気!元気がすごいよかったので買いました。休みの日はちょっと足を延ばして新鮮なのを買いに来ようかなって思って」
防府市内からの来店客
「ここは常に新しいものがある。長持ちがしますね」
仲介業者を通さず、生産者から直接仕入れるため、前日から当日の朝に収穫した品をすぐに販売できます。そう、最大の強みは…。
柳社長
「商品が新鮮である、っていうことですね」
人気の秘密、3つ目です。