九州などで豪雨による甚大な被害が出るなか、岡山市では急な浸水被害などに備えてもらおうと11日朝から、土のうの配布を行っています。土のうの無料配布は、岡山市が毎年、出水期の5月から9月にかけて月に1回行っているものです。
今回は、市内4か所で行われ、このうち南区の会場では、50トンの土と4000枚の袋が用意されました。九州など西日本各地で土砂災害が相次いでいることもあり配布会場には多くの市民が訪れ、土を入れた袋を車に詰みこんでいました。

(土のうをとりにきた男性)「家の周りにもしもの時に(使う予定)。きのうの九州のニュースを見てびっくりしてもらいにきた」

(土のうをとりにきた女性)「実家がたんぼの近くにあって、線状降水帯とか、いきなり大雨になると怖いので」

土のう無料配布は、午後3時までの予定ですが、なくなり次第終了するとのことです。