「昆虫の聖地」として、さらにまちおこしを進めようと、福島県田村市は全国で初めて「昆虫課」を新しく設けました。

田村市役所では10日、昆虫課の新設にあわせてセレモニーが行われました。

田村市・白石高司市長「辞令、職員、カブトン、産業部昆虫課長を命ずる。」

昆虫課は観光交流課が窓口になる仮想の部署で、課長には市の公式キャラクターカブトンが任命されました。

白石市長「多くの方々に田村に来ていただいて、昆虫の聖地・田村を満喫していただきたい。」

田村市には広い範囲でカブトムシやクワガタムシが生息していて、去年6月、「昆虫の聖地」を宣言しています。市内の観光施設ムシムシランドは7月15日に新装オープンする予定で、今後、首都圏の親子を招いたツアーやSNSを使った情報発信に力を入れることにしています。