12人のトップ棋士がトーナメント方式でJT杯のタイトルを争う「将棋日本シリーズ」の1回戦第2局が岡山市で開かれました。

岡山で5年ぶりの公開対局となった「JTプロ公式戦」です。将棋界最高峰のA級リーグでしのぎを削る岡山市出身の菅井竜也八段と斎藤慎太郎八段が対局に臨みました。2人のこれまでの対戦成績は9勝9敗の五分。同世代のライバル対局をファンが見守りました。対局は、中飛車戦法で攻めた菅井八段が反撃を押し戻し109手で斎藤八段を下しました。

(菅井竜也八段)「終盤でうまく攻められない展開が続いていましたが、結果を残せて良かったと思います」

勝った菅井八段は9月に熊本で、藤井聡太JT杯覇者と対戦します。また、こども大会では低学年部門で岡山市の松浦永真さん、高学年部門で広島市の高牟礼楓さんがそれぞれ優勝しました。