ベテラン漁師でも面食らうほどの巨大ウナギ。
その蒲焼は、さぞ美味しかったでしょう…と思いきや、調査研究のため巨大ウナギは今、島根大学(松江市)にいます。

島根大学 生物資源科学部 髙原輝彦 准教授
「他のウナギと比べると桁違いに大きくて学生たちとびっくりしていたところです」

巨大ウナギは、水中から生き物のDNAなどを取り出し、生き物を傷つけずに生態などを調べる「環境DNA」という研究に役立てているそうです。

島根大学 生物資源科学部 髙原輝彦 准教授
「生き物を傷つけたりすることなく生き物の状態だとか、生き物がどんなところに住んでいるのか明らかにできるようになってきました」

島根大学は、調査研究をしながら巨大ウナギを大事に育てていき、今後は博物館での展示も検討しているということです。