「受診の目安」と「対策」は
小川彩佳キャスター:
私も他人事ではなくて、子どもが通っている保育園でも、代わる代わるに誰かが休んでいるような状況で、保育士の皆さんは本当に大変でいらっしゃると思います。

山本恵里伽キャスター:
世のお父さんお母さんは、関心事だと思います。小児科医のクリニックばんびぃに時田医師に『ヘルパンギーナ』と『RSウイルス』の受診の目安について伺いました。
まず、『RSウイルス』は、「たんが絡む湿った咳」が出ている、そして「呼吸がゼーゼー」とするような症状がみられる。
『ヘルパンギーナ』は、「のどの痛みを訴える」言葉が話せない小さなお子さんの場合、「顔をしかめる」「唾液が増える」とのことで、こうした症状がみられる場合、早めに医療機関を受診した方がいいということでした。
また、呼吸が苦しくて子どもが眠れないという場合もあると思います。そうしたときは横に寝かせるのではなくて、抱っこをしたり、椅子にもたれかからせるということが大事なんだそうです。それによって肝臓が下に下がって肺が広がるので呼吸がしやすいそうです。
小川キャスター:
子どもが熱を出していると、抱っこされるのを嫌がったりするので、背中に保冷剤を当ててみたりとか、いろいろ試行錯誤していましたが、まずは感染しないということですよね。なかなか難しいですけれども、ウイルスそのものに対する特効薬もないという中で、どういったことが必要なのでしょうか?

山本キャスター:
家庭内でできることとしては、「手洗い」の徹底、そして家庭内でも「タオルは別々に」、そしてこの時期大切なのが「換気」です。暑くなって冷房を入れて閉め切っているというご家庭もあると思うので、定期的に空気の入れ替えはするようにしてください。
小川キャスター:
換気は盲点かもしれないですね。子どもからうつると大人も重症化することがありますので、十分にご注意ください。














