民家にあった自転車などを焼損させたとして、広島県警は5日、無職の男(31)を再逮捕しました。男はこの事件翌日、別の場所でブルーシートに火をつけるなどした疑いで6月に逮捕されていました。

建造物等以外放火の疑いで再逮捕されたのは、広島市西区井口の無職の男(31)です。

警察によりますと、男は6月2日午後11時40分ごろ、広島市西区井口4丁目の会社員男性(67)が住む家の敷地内に置かれたビニール袋などに火をつけて、自転車などを全焼させるなどした疑いがもたれています。

警察の調べに対し、男は「間違いありません」と供述しているということです。

当日、消防から警察に連絡があり、事件が発覚。男と被害にあった男性との間に面識はなかったということです。

男はこの翌日、廿日市市内の倉庫敷地内に置いてあったブルーシートに火をつけて焼いた疑いで15日に逮捕されていました。(7月5日 処分保留)

警察は、男の供述などからストレス発散を目的に火をつけたとみていて、5月末にも西区内で別の不審火を確認していることから、余罪についても調べています。