岡山県高梁川の河川敷で、これから発生が懸念される水の事故に対応するため、ヘリコプターを使用した水難救助訓練が行われました。

訓練には、倉敷市消防局や岡山県警の航空隊など、8つの団体から約70人が参加しました。

集中豪雨による高梁川の増水で、浸水地域に人が取り残されたとの想定で行われ、逃げ遅れた人を2機のヘリコプターで救出しました。




複数のヘリコプターが狭い空域で同時に救出活動を行う訓練は、岡山県内では初めてで、消防局や航空隊などが災害時の連携を再確認しました。

(岡山県消防防災航空隊 久保賢二副隊長)
「豪雨災害が近年頻発しています。水の中の災害。そこからの救出というのは、ヘリコプターにとって使命だと感じているので、今後も継続してやっていきたい」

岡山県では、今後も県内外の航空隊などと連携を図り、災害時に備えたいとしています。














