■MLB エンゼルス ー ダイヤモンドバックス(日本時間1日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルス・大谷翔平(28)が本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦(現地30日)に「2番・指名打者」で先発出場。5点を追う6回の第3打席で30号ソロを放ち、3年連続30号の快挙を達成した。

0-5の6回、先頭打者で打席に立った大谷は、ダイヤモンドバックス先発トミー・ヘンリー(25)を相手に、2球目135キロのスライダーを捉え、ライトスタンド上段に叩き込み、自己最長となる飛距離約150.2mの超特大弾を放った。30号到達は両リーグ最速。第1打席はストレートの四球。第2打席は1死一塁の場面で一ゴロだった。

前日のホワイトソックス戦で29号を放った大谷は、MLB日本人選手最多となる月間14本塁打をマーク。松井秀喜と自身の記録(21年6月)を抜き、さらには球団記録を更新する偉業となった。この日、2試合連続の30号を放ち、月間15本塁打に伸ばした。

過去に日本人選手でシーズン30本塁打をマークしたのは、2004年の松井秀喜(31本)のみだったが、大谷が21年に46本、22年に34本を記録。6月最終戦で30号の大谷は、これでMLB通算は157本塁打。日本人通算トップの松井(175本)に残り18本と迫った。