島根県隠岐の島町の港近くの海中で発見された「魚雷」の可能性が高いとされる不審物について、海上自衛隊舞鶴地方総監部は7月1日に除去作業を実施すると発表しました。場合によっては現場で爆破処分となる可能性もあるとしています。
魚雷のような物体が見つかったのは島根県隠岐の島町の大久漁港近く、岸からの距離はわずか6メートルで、水深3メートルの海底です。
6月2日午後1時半頃、モズク漁をしていた漁師が見つけ、隠岐海上保安署に「海底に魚雷のような物がある」と通報しました。
この魚雷のようなものは直径約0.5メートル、長さ約7.9メートルの円筒形状で、後部にスクリューや複数の三角形の羽のような部品が確認できます。