北朝鮮による拉致被害者の家族会が都内の集会に参加し、「岸田総理は速やかに日朝首脳会談を開催し、拉致被害者を取り戻してほしい」と改めて訴えました。
25日、東京・文京区で韓国に逃れた脱北者による北朝鮮向けの短波放送「自由北朝鮮放送」の代表や拉致被害者家族会が集会に参加し、拉致問題の解決について議論しました。
「自由北朝鮮放送」の代表・金聖玟氏は、去年11月に脱北した人物からの情報を元に「平壌でも食糧事情が悪化しているようだ」と述べ、「日本が食糧支援を行い、拉致被害者の救出につなげてほしい」と期待感を示しました。
横田めぐみさんの弟・拓也さんは、困難な状況下で脱北者が北朝鮮の内情を伝える短波放送を行っていることに意義があると強調しました。
めぐみさんの弟 横田拓也 拉致被害者家族会代表
「日本政府にあらためて強く求めるのは、速やかに金正恩委員長との日朝首脳会談を開催して、私たちの大切な家族ときょうだいを取り戻してほしい。このことを岸田総理に決断していただいて、外交を動かしてほしいと思っています」
横田拓也さんは、拉致被害者救出に向け日朝首脳会談の早期実現を改めて求めました。
注目の記事
「下着が触れるだけでびりびり」帯状疱疹の恐怖 65歳以上に予防接種開始される どんな人が対象なのか?その費用は…?

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

水、食料、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表、去年の「南海トラフ臨時情報」発表時から学ぶ対応

【青森県東方沖地震】3メートルの津波って危険なの?津波は海面全体が持ち上がり襲ってくる…「波」と「津波」の違いと、津波が恐ろしい”その理由”

【青森県東方沖で地震】知っておきたい4段階の『長周期地震動』遠くまで伝わるゆっくりとした揺れ

災害用の備蓄品「何日分必要か」実例を紹介 4人家族「飲み水だけで84リットル」他に何が必要か









