今なお「高級住宅地」として
しかし、そうはなりませんでした。
それはいったいなぜか。
コモアしおつは売り出し当初から地元では「高級住宅地」として有名でした。瀟洒な街並みと、余裕のある庭付き一戸建ては、都心に通うだけでなく、八王子、立川や、甲府に通う家族にとって、魅力的な選択肢となったのです。

価格もリーズナブルになり、若い家族にとっても手が届くものとなりました。
このことが住宅地としての高齢化を食い止め、人口ピラミッドをばらけさせるという結果をも生みました。
このことは、全国に2000以上を数える「ニュータウン」の中で、類例のない幸運事だったといえるでしょう。

コモアしおつには1丁目から4丁目まであり、現在も約3600人の人々が暮らしています。