7月の大相撲名古屋場所を前に上松町出身の御嶽海が所属する出羽海(でわのうみ)部屋の合宿が木曽町で始まりました。

木曽町の町民相撲場にやってきた御嶽海。

4年ぶりに始まった出羽海部屋の「木曽合宿」の稽古に参加しました。

13人の力士の中で、ただ1人の関取として白いまわしを付けた御嶽海。

「四股(しこ)」を踏んだり「てっぽう」を入念に行ったあと土俵に入り、若い力士に胸を貸していました。

前頭6枚目で臨んだ先場所は7場所ぶりに勝ち越し、来場所以降の三役や大関への返り咲きに期待がかかります。

■御嶽海                                             
「しっかり鍛えてしぼんでないように体がしっかり張った状態で名古屋に入って、ここからは負け越ししないように7場所連続勝ち越しする勢いで頑張っていきたい」

この日の稽古は後援会に限定して公開され、訪れたおよそ20人が張り詰めた空気の中で繰り広げられる激しいぶつかり稽古に見入っていました

■見学した後援会の人は                                              
「もちろんまた大関にって絶対、と思ってます」                                 「だいぶ体、戻ってきた気もするので期待はできるんじゃない」

合宿は24日まで行われ稽古が一般公開される最終日には、御嶽海の土俵入りやトークショーなども予定されています。