ボディメイクコンテストのためなのに「姿を見て愕然」
エステ脱毛でやけどを負ったという男性から話を聞くことができた。横浜市に住む浅井晃平さん(24)。鍛えた体の美しさを競うボディメイクコンテストに出場するため、去年秋からエステ脱毛に通っていたという。
実際にやけどの痕を見せてもらった。
(浅井晃平さん)
「(Qこの白いのもやけど?)そうですね。これとか、これとか、やけどですね」
脱毛の施術を受けた翌日に撮影した写真。朝起きた時に体の火照りと痛みを感じて確認すると、施術を受けた上半身が黒く焦げたり、白くなっていたりしたという。
(浅井晃平さん)
「ボディメイクのコンテストが2週間後に控えていたので、はじめ自分のこの姿を見た時は愕然としましたし、すごい不安と焦りがありましたね」
大会に出場した時の写真を見せてもらうと…。
(浅井晃平さん)
「このあたりとかは、やけどの痕はくっきり残っていますね。1年前からこの大会のために脱毛も行っていましたし、食事制限もしていましたし。本当にショックが大きかったですね」
浅井さんがやけどを負ったのは照射の際に出力を上げすぎたことが原因とみられる。
(浅井晃平さん)
「脱毛自体やっぱり痛ければ痛いほど効果が出るっていう認識があって、そのためには出力を上げる必要があると思って、より高い効果を得るために出力を上げようと思いました。(Qお店の方はどんな反応?)大丈夫大丈夫、わかったわかった、という感じ。『やけどのリスクがある』と言われていたら、出力は上げていなかったと思います。事前にやっぱり教えていただきたかったなと思いますね。せっかく体をキレイにするために脱毛に行ったのに、逆に体を傷つけてしまって、後悔はありますね」