岩手県北上市の高校で土木を学ぶ生徒たちが22日、講習会で測量の技術を学びました。

 黒沢尻工業高校で行われたこの講習会は、高校生の測量技術の向上と若手社員との交流を目的に毎年行われているものです。
 22日は北上市と西和賀町の建設業者19社の若手社員が指導に当たりました。
 生徒たちが学んだのは、基準点を決めてから正方形になるよう4か所のポイントを設定し、更にそれぞれのポイントの高さを一定に決めていくという最も基本的な測量方法です。
 この方法は道路や建物などを作る場合に実際に行われているもので、生徒たちは近い将来、関わることになるかもしれない現場の雰囲気を体験していました。