MRTテレビ「Check!」、気になるものごとを深掘りする「どゆこと!?」。
今回は、まだ耳慣れない言葉「マミーブレイン」について、キャスターの川野武文アナウンサーが取材し、子育て真っ最中の古屋敷沙耶アナウンサーと、どういうこと「どゆこと」なのか、見ていきます。(前・後編の前篇)
「マミーブレイン」知らない人が約8割
(川野武文アナウンサー:川野AN)
きょう、深掘りしますキーワードは「マミーブレイン」です。
今日スタジオには、特別にママさんアナウンサーの古屋敷アナウンサーに来てもらいました。

古屋敷さんが出産されたのは、いつでしたか?
(古屋敷沙耶アナウンサー:以下、古屋敷AN)
私は2020年の8月に出産しまして、去年の4月に仕事復帰をして、毎日、育児に奮闘しています。
(川野AN)
古屋敷さんは「マミーブレイン」という言葉は知っていましたか?
(古屋敷AN)
正直、聞いたことなかったです。
(川野AN)
MRTアプリの中でアンケートをとりました。
「マミーブレインという言葉を知ってますか?」という質問に、知らない方が8割。知ってましたってことは約2割ということでした。

「マミーブレイン」とは
では、いったいこの「マミーブレイン」とはどんなことなのか、宮崎県産婦人科医会会長の川越靖之先生にお話を伺ってきました。
(川野AN)
「今日はこの『マミーブレイン』というものについて伺いたいのですが、実は、私も初めて知った言葉です。これはどういうものなのですか。」
(宮崎県産婦人科医会会長 川越靖之さん:以下、川越先生)
「『マミーブレイン』、そのまま直訳すると『お母さんの脳』ということなのですが、妊娠とか分娩の際に、お母さんの方が微妙に変化するというのが一部で言われています。」
(川野AN)
「具体的にはどういうような状況に陥るものですか。」
(川越先生)
「『マミーブレイン』は、なかなか定義は難しいのですが、軽度の思考力とか記憶力の低下、あと気分的な落ち込み、そういうのを総じて『マミーブレイン』というのかなというふうに考えます。」

(川野AN)
「要するに、診断名ではないわけですよね」
(川越先生)
「はい、そうです」