石川県によりますと、今年4月からデイリー運航を再開したエバー航空小松・台北便の4月の利用者数は7681人でコロナ禍前の6割程度にとどまりました。
21日の県議会の一般質問で、長田哲也議員は知事自らが4月に台湾を訪れたことに触れつつ「トップセールスの効果がまだ見えないのが現状」と指摘。アフターコロナのインバウンド需要回復に向けた今後の取り組みについて質しました。
馳知事
「5月の奥能登地震発生後の風評に懸念があることから、旅行会社による送客を後押しするためYouTubeの旅行番組で能登の魅力をPRする予算を本議会にお諮りしている。台湾からの誘客にしっかり取り組んでいく」
馳知事はこのように述べ、引き続き台湾からの誘客に注力していく方針を示しました。旅行需要が低迷する夏場の対策として県は7月、台湾のインフルエンサーを招き北陸の魅力をPRするとともに、旅行商品の強化を行います。また11月には台湾最大の旅行博覧会にもブース出展するということです。
この一方でエバー航空金沢支店によりますと、利用者の9割が台湾からの客で、台湾へ向かう日本人旅行客は全体の1割程度にとどまっているということです。
7月からはタイガーエア台湾の小松・台北便も再開。小松と台湾を結ぶ空の便が過去最多の週9便となるのを前に搭乗率の回復に課題が残ります。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
