岩手県大船渡市で17日、里山歩きを楽しみながら地域の人たちと触れ合うツアー、「おおふなトレイル」が初めて開催されました。地域の魅力を知ってもらおうと奮闘する人たちを取材しました。


「おはようございます」

 17日、大船渡市三陸町の三陸鉄道・綾里駅前に列車や自家用車を使って県の内外から17人が集まりました。


(岩手開発産業 中村純代さん)
「どこに行くかはお楽しみというようなツアーになっております。どうぞよろしくお願いします」

 ツアーを企画したのは旅行業を営む岩手開発産業の中村純代さんです。地元密着型旅行サイト「三陸ツアーズ」を担当し、みちのく潮風トレイルにスポットを当てたツアー「おおふなトレイル」を発案しました。

(ツアーのガイド 坂本麻由子さん)
「復興を助けるために、この三陸沿岸の地域を助けるために何かできないかということで取り組みが始まったプロジェクトです。全線、八戸から福島の相馬まで1025キロ。想像つきますでしょうか?」


 ツアーのガイド役は地元・三陸町出身の坂本麻由子(さかもと・まゆこ)さんです。全員で記念撮影をしてからトレイルがスタートしました。