■MLB エンゼルス 0ー2 ドジャース(日本時間22日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルス・大谷翔平(28)が本拠地で行われたドジャース戦に「2番・投手兼指名打者」で先発出場。投げては7回、101球を投げて被安打5、奪三振12、四死球2、失点1(自責点1)で防御率は3.13、味方の援護なく3敗目となった。打撃では3打数無安打1四球で打率は.292となった。

メジャー6年目にしてドジャース戦は初登板となった大谷、1回、2番・F.フリーマン(33)をカットボールで空振り三振。3番・W.スミス(28)を158キロのストレートで2者連続三振を奪った。

2回には先頭打者の4番・D.ペラルタ(35)をボテボテのファーストゴロに打ち取ると大谷は全力疾走でベースカバー、難しいタイミングで歩幅を合わせアウトを奪った。体も良く動いている大谷は5番・JD.マルチィネス(35)は159キロ、7番・M.バルガス(23)には157キロと力で押し切り三振を奪った。

3回も奪三振ショーで8番・J.アウトマン(26)はスプリットで見逃し三振、9番・M.ブッシュ(25)はこの日最速の161キロで空振り三振、打者一巡目で6つの三振。

4回、2番・フリーマンにここまで効果的に使ってきたカットボールを狙われセンターへ先制の14号ホームランを打たれた。1点を失った大谷だが6回には4番・ペラルタを156キロのストレートで見逃し三振、6番・マルチィネスをスプリットでこの試合10個目の三振、7番・バルガスには160キロで空振り三振と90球を越えても球速が落ちない。

7回も9番・ブッシュを158キロのストレートで空振り三振、この試合12奪三振、大谷は7回、101球を投げて被安打5、奪三振12、四死球2、失点1(自責点1)で防御率は3.13、味方の援護なく3敗目となった。

打撃では1回の第1打席、ドジャース先発、B.グラテロル(24)から四球、4回の第2打席はドジャース2人目、V.ゴンザレス(27)にレフトフライに打ち取られた。

6回の第3打席、ブルペンデーのドジャースは4人目のA.ベシア(27)、毎打席違う投手となり大谷もアジャスト出来ずサードフライ、0-2と2点を追う9回の第4打席、甘く入ってきたボールを打っていったが打ち損じセンターフライ、大谷も打った瞬間に悔しそうな表情を浮かべた。大谷は3打数無安打1四球で打率は.292となった。