外来種・ミシシッピアカミミガメ、いわゆる「ミドリガメ」。
島根県松江市内でも大量に繁殖し、問題となっています。
5月、「ミドリガメ」などへの対策として改正外来生物法が国会で可決、成立しましたが、関係者は不安の声を漏らします。なぜなのでしょうか。

「ヨイショ、わ、大きい!」
島根県松江市内を流れる川で捕まえられたのは、首の赤い模様が特徴的な外来種「ミシシッピアカミミガメ」。いわゆるミドリガメです。

今、市内の多くの川で確認されています。
在来種の生態系に大きな影響を与えると、専門家も指摘する厄介者です。

宍道湖自然館ゴビウス 中野浩史さん
「元々すんでいた生き物にとっては、よく似た生活をする外来の生き物は脅威でしかありません。長生きもするし、大きくもなる可能性を秘めた種類です」

さらに驚くのは、その繁殖力の強さです。