今年も始動です。恒例の、カリスマロックシンガー・矢沢永吉さんの姿を水田に浮かび上がらせる、美作市の「永ちゃん田んぼ」です。先週日曜日(11日)から田植えが始まり、きょう(14日)、残された部分を地元の小学生が仕上げました。

今年(2023年)で5年目を迎える「永ちゃん田んぼ」です。

稲の色が違う「古代米」と「うるち米」を分けて植え、矢沢永吉さんの姿を浮かび上がらせます。

昨年8月

去年は、矢沢さんのデビュー50周年を記念したデザインで、岡山県の内外から多くのファンが見学に訪れました。今年のデザインは…

(永ちゃん田んぼの会 河副基彦さん)
「感謝の気持ちを忘れたらだめだということで、このタイトルにしています」

今年は、矢沢さんがライブでよく口にする「サンキュー」と、「ロックンロール」を組み合わせ、カリスマシンガーへの愛を表現しています。

さらに今年から、使用するうるち米にもこだわり、スーパースターにちなんで「ほしじるし」という品種に変更しました。

分けて植えるのが難しい部分は、先週日曜日に済ませ、残しておいたところを、きょう大原小学校の5年生が仕上げました。

中には、両親が大ファンという児童も。

(父が矢沢ファンの児童)
「育ったあとにいい絵ができて、いろんな人に見てもらいたいです」

田んぼにスーパースター・矢沢さんの姿が浮かび上がるのは、今年7月中旬以降だということです。