映画初共演となる長谷川博己さんと綾瀬はるかさんが「はい、泳げません」の公開直前イベントに登場しました。

もともと泳ぐのが好きだという長谷川さんは、泳げない役を演じるのに苦労したそうです。役作りのため、水泳を習っていた綾瀬さんの様子をみて、綾瀬さんを教えているコーチの言うことと逆のことをしようと努力したといいます。その結果“水恐怖症という役だったので、水を嫌いになる感覚を作らなきゃいけないのが難しくて。でも、これが終わって、今までプールに入るのが好きだったんですけど、ちょっとプールに入るのが嫌になったんで、ちゃんとした役作りができたんじゃないかな”と笑みをみせました。


綾瀬はるかさん



一方、綾瀬さんは、(撮影の)1か月前から週2回のペースで水泳を習っていたそうで、“クロールだけでいいと言われていたので、クロールをいかに先生っぽくカッコよくっていう訓練をしたんですけど、監督がエンドロールで4種目撮りたいと、急に言い出して。バタフライとか撮影終わりに練習したんですけど、(映画では)使われてもなかった”と、笑いながらも監督に恨み節。
一緒に登壇した渡辺謙作監督は“たぶんメイキングにのっていると思うんで、そちらで皆さん堪能してもらえれば”と、ちゃっかり宣伝していました。
そんな綾瀬さんの役作りに長谷川さんは、“先生っぽかったんですけど、今回の役は超人的な部分もあるというか。彼女の持っている無邪気さや、天使的な感じと合っていて完璧な感じでしたね”とベタ褒め。渡辺監督から“生徒としては、たまらなかったんじゃないですか?”と振られると、“そうですね。ちょっとたまに(綾瀬さんに)叱られたいって思いますね”と笑わせました。


綾瀬はるかさん 長谷川博巳さん 渡辺謙作監督


また、映画になぞらえ、「できないこと」を聞かれると、綾瀬さんは“虫に『触れません』”と明かし、“特にカマキリが苦手で。なんかパリッとしてそうで”と、独特な表現。長谷川さんは、“逆にあえて思いっきり触ってみるとか。(映画のように)水に入れないというのも意外と逆療法で、押されて入ってみたら大丈夫というのと同じで、(カマキリに)1回挟まれてみたら”とアドバイス。綾瀬さんは、苦笑いしつつも“じゃあ、もし次にカマキリに会ったら手を出してみます”と返していました。

担当:芸能情報ステーション