食事の写真でフォロワー10万人…
浜木真紀子さん:「私の名前がつけられるんですよ。なんとか美魔女って。私がつけられた名前が“ポジティブ美魔女”だったんですよ。胃がんを乗り越えてって書かれたんで。私はこういう風に出るんだなって自分の立ち位置がわかって。ということは、私は、がんのことをオープンにしないといけないんだなと思って」


「美魔女コンテスト」のファイナリストとなったことをきっかけに、浜木さんの未来が開けました。雑誌の読者モデルとなり、毎月、写真撮影のため東京に足を運びます。インスタグラムのフォロワーはおよそ10万人に。アップする写真の多くは食事の様子です。そのわけは。





浜木真紀子さん:「インスタグラムのフォロワーの中にチーム胃なしってあって、胃のない人たちから神扱いされてて、食べ物を前にしてもあれを一人前食べれるかって言われても食べられないんですよ。でも食べているインスタをのせて笑ってようって自分のルールがある。胃がんイコール食べられないっていうものをなくす。胃がんでも食べたいものは食べられるよ。自分で選んで食べられるよってこととかをアピールしたくって」




浜木さんが今、取り組んでいるのが、胃を全摘出した人たちへの偏見を変えることです。次の目標は今年の夏に行われる、「美ボディ」を競う大会。トレーニングに励みながら思うことは、「いつまでも強く、美しく、ありのままの自分でいたい」ということ…。




浜木真紀子さん:「たとえ大きな病気、辛い経験をしたとしても前向きにはなかなか難しいが、自分で自分を幸せにする方法を見つけて乗り越えて生きていくってことが私みたいな死の淵を乗り越えて今があるっていうのを見てもらえれば勇気になればなと思っています」
