日本陸上競技連盟は6日、8月19日に開幕する世界陸上ブダペストに、女子35km競歩の渕瀬真寿美(36、建装工業)を追加で派遣することを発表した。5月30日に男女35km競歩の世界陸上ブダペスト参加標準記録有効期間が終了し、ワールドランキングによる資格が確定した。
渕瀬は4月16日に行われた第107回日本陸上競技選手権大会・35km競歩で、2時間57分51秒の自己ベストをマークし、3位に入賞している。世界陸上代表は2007年大阪、2009年ベルリン、2011年テグ、2015年北京、2019年ドーハに続き6回目となる。
競歩は4月25日に代表選手が発表されていて、女子35km競歩は岡田久美子(31、富士通)、園田世玲奈(26、NTN)が代表入りしている。
【競歩日本代表と世界陸上日程】
■男子20km競歩(8月19日午後3時50分~)
◇山西利和(27、愛知製鋼)※ワイルドカード
3回目(19年ドーハ、22年オレゴン)
◇池田向希(25、旭化成)
3回目(19年ドーハ、22年オレゴン)
◇高橋英輝(30、 富士通)
5回目(15年北京、17年ロンドン、19年ドーハ、22年オレゴン)
◇古賀友太(23、大塚製薬)
初出場
■女子20km競歩(8月20日午後2時15分~)
◇藤井菜々子(24、エディオン)
3回目(19年ドーハ、22年オレゴン)
■男子35km競歩(8月24日午後2時~)
◇川野将虎(24、旭化成)
2回目(22年オレゴン)
◇野田明宏(27、自衛隊体育学校)
3回目(19年ドーハ、22年オレゴン)
◇丸尾知司(31、愛知製鋼)
2回目(17年ロンドン)
■女子35km競歩(8月24日午後2時~)
◇岡田久美子(31、富士通)
5回目(15年北京、17年ロンドン、19年ドーハ、22年オレゴン)
◇園田世玲奈(26、NTN)
2回目(22年オレゴン)
◇渕瀬真寿美(36、建装工業)
6回目2007年大阪、2009年ベルリン、2011年テグ、2015年北京、2019年ドーハ
※日程はすべて日本時間
※35kmは22年オレゴン大会からの新種目