不妊治療を経験した95%が「仕事と治療の両立は困難」と回答
専門家は、治療に対する周囲の理解が必要だと指摘します。
いわき婦人科・菅原延夫理事長「不妊治療はだいたい平均すると週に2回ぐらいは通院が必要になります。時間的な配慮というか企業側とか周辺の社会の配慮が非常に大事になると思います」

ある調査では、不妊治療を経験したほぼ全員(95.6%)が「仕事と治療の両立は困難」と回答し、5人に1人が治療を理由に仕事を辞めていることがわかりました。

菅原理事長「パートナーの方のサポート、社会、職場の理解そういうのが非常に重要になってくると思います」
いわき市の橘さんも、今後はもっと不妊治療が一般的になるのではと話します。
橘あすかさん「今の時代のスタンダードが働きながら子どもを育てる、その前段階として、働きながら不妊治療をするっていうのがもはやスタンダードだと思う」
治療をしながら仕事をすることが当たり前となりつつある今『不妊治療を受ける人が誰も取り残されない』そんな社会が必要とされています。