Q.全県の投票率が57.05%だったんですが裏を返せば42.95%の人が行かなかったということですが課題は?
自分自身のことを言えば、もっと上げられたかどうかということはちょっとよくわからないです。ただ一般論で、やっぱり政治家との距離の近さ、それから政策の距離の近さということがやっぱり足りないんだろうなというふうに思っていますし、そういう意味では自分自身の選挙にとってもそうだったのかなというふうに思います。ただ、むつ下北がすごく高かったと思うんですよね。
72%っていうのは多分史上最多に近いんじゃないですか知事選で。そこは距離の近さと、それから政策の近さを心配してるって気持ちの面を置いといたとしても、みんな知ってるんですよ。私自身のこと。下北の人たちとむつの人たちは。だからああいう投票率になったと思うので次選挙出ることがあれば…。でも、本当にその距離の近さと政策の近さを地元の人たちは感じてくれたからこそ高かった。心配してくれたっていうことも含めて。なんかそういうことはすごく嬉しかったですし、自分の励みにさせていただきたいと思います。
人口が減ったけど私が市長選挙で一番最初に立ち上がったときの得票が2万1844票だったんですね。今回むつ市でいただいた得票っていうのが3万票超えたでしょ。3万1182票ということで、本当に素晴らしい結果を出すことができたなと。入学よりも卒業の時に評価をいただいたということだと思いますので、改めて本当に感謝申し上げたいと思います。
Q.選挙期間中に実行力とスピード感と発信力を訴えられていたが、現在の三村知事は記者会見について月初の庁議後約30分間を取って進めていると理解をしています。記者会見の重要性と今後何か変えていく方向性はあるか?
記者会見は極めて重要だと思っています。県政運営の中で最も重要なその場面の一つだと認識しています。ですから月に1回なのか2回なのか、そういうことからよく考えなきゃいけないですしスタイルも考えなきゃいけないですし、少なくともこれぐらいの質疑の時間はとって、皆さんの疑問に常に答えていけるようにしていきたいというふうに思っています。基本的に皆さんの疑問にしっかり応えていくようなスタイルを作っていきたいと思います。
Q.小野寺氏との戦いを振り返り思われることは?
本当に、結果的に小野寺さんと戦うことになったということで自分自身がどんな方だったとしても本気で真剣に取り組まなきゃいけないと思うんですが。なんていうんすかね。身の引き締まる思いをしながらですね未来への挑戦ができたかなというふうには思っています。
元々、小野寺市長就任当初からお付き合いをさせていただいてました。公私ともに大変お世話になっておりましたし、市長会では常に私自身も含めて市をリードしていただいてですね。よく調整をし、リーダーシップをとってリーダーシップを発揮して運営をしていただいてました。私自身も、むつ市政のことも県政のこともよく個人的にも相談をしながら進めてきた間柄でもありますので、そういう意味では本当に尊敬する高校の先輩であり、政治家の1人である。ということに何ら変わるところはありません。
選挙戦を通じて、そのことに敬意を持ってですね、進めることはできたかなというふうに思ってます。今お声がけするということは特に直接はないんですけれど、お互いおそらく労をねぎらうというかですね。
そういう関係であるというふうに私は考えています。
Q.三村知事に挨拶に行く予定などは?
特に予定はないです。
でも、いずれね。しっかりご挨拶に行かないといけないですね。
Q.自民党県連への挨拶の予定は?
特にないです。
Q.考えやスタンスは自民・公明に近いとしていたが、そのスタンスは今後も変わりませんか?
政党に近いというよりは政治信条がどうかということとの関係で、政党との距離感っていうのを図られるんだというふうに思うんですね。例えば憲法感とか、あるいは国策としてのエネルギーをどういうふうにこの地域で展開するかとか、あとは国家間とかそういうのでいくと天皇制がどうであるとか。ということとの関係でどの政党に近いかということだけであって。今こうした選挙で勝ち上がっているっていうことでありますので、ともかくどこの政党に寄るとか、どっちの政党に付いていくとかということは、今の視点ではなくて、どちらかというと青森県知事宮下宗一郎のもとで各政党の皆さん、一緒に新しい県政を作っていきましょう。なんかそういうスタイルでいきたいと思います。
Q.多選はどのように考えていますか?
就任してやりながら、改革をしながら、いろんなことを進めていって自分自身の考え方を整理していく。というふうに思っています。