20年ぶりの新たなリーダー誕生となった青森県知事選挙から一夜明け、初当選を果たした宮下宗一郎氏は5日、青森市内で会見を開いた。
以下会見
「皆さんおはようございます。今日も朝早くからお集まりいただきましてありがとうございます。昨日当選セレモニーというか、もう極めてこう私達の陣営らしくですね、ドタバタした中で、あるいはその県民選挙だという雰囲気の中でできたということは非常に良かったなというふうに、今朝の新聞や各社のテレビ報道、インターネットを通じてテレビ報道を見て感じています。
あのバンザイの雰囲気もやっぱり普通ではない感じがありましたし、今までのこの選挙戦を総括するのにふさわしいやり方だと思う、というふうに改めて振り返っています。ただ昨日も申し上げたようにですね、6月29日からの就任になりますが、本当今日からでも、あの県政運営したいというような今強い気持ちで、心が燃えているというような状況は昨日からまたさらに強くなってるような気がしています。
これから今まで訴えてきたことを改めて整理をして、政策集に書き込んでいった様々な政策を実現するためのですね、準備を進めていきたいというふうに思います。
またあのホテル住まいがずっと長かったのでこれから本格的に生活をですね青森市内に移していくということになります。この生活の準備もありますので、しばらくはそうした準備の期間に充てていくことになろうかと思います。
改めて17日間あるいはその前から記者の皆さんにも様々な場面でですね、随行してあるいは随行というよりは、様々な場面についてきていただいて報道をしていただいたことにも、感謝申し上げまして、本日の冒頭のコメントとさせていただきます。
以下、記者との質問
Qこれから生活の準備があるというお話ありましたが、29日までスケジュールは?
昨日までは昨日までのことしか考えていなかったので、今日いろいろとスケジュール入り始めてます。当然ですが、引き継ぐこともたくさんあると思いますので、明日、当選証書授与式その前後で今後のスケジュールについての打ち合わせがあるというふうに聞いてます。
Qちなみに青森では家はどこか賃貸で借りられるんでしょうか?
昨日全くそういう話ができなかったので、今日1日家族と相談して考えていきたい。
Q家族全員で?
多分、半年は単身になると思います。危機管理の観点からやっぱり県庁周辺に住むということが必要だと思う、少なくとも青森市に住むということが必要だと思いますので、家を探さないとダメですね。
Q県民の皆さん、具体的に何をどういうことをやってくれるのか期待していると思いますが、政策集にある中でこれをやりたい、こういう風にやりたいというものは?
政策集に書いてあることは全て丁寧に実現していきたいと思っています。
Q着任すぐにやりたいことは?
物価対策の本部ですとか、あるいは青森県こども未来県民会議です。そういうのの立ち上げとか、そういう議論を深めていく新しい組織っていうのはしっかりやっていきたいというふうに思っています。
そういう意味では県庁の大改革も必要でしょう。組織機構の大幅な見直しについても就任してすぐに着手していきたいと思います。それが今年度中にできるかどうか、ともかく県民目線で県民の皆様の暮らしに向けられるような新たな県庁の組織を構築していきたいと思っています。