10日午後4時半前、三陸沖を震源とする地震で、青森県内でも七戸町などで最大震度3を観測しました。11月に入り三陸沖を震源とした地震が相次いでいて、気象庁は「後続の地震でマグニチュード7.0を超える場合は北海道・三陸沖後発地震注意情報を発表する形になる」と言及しました。
10日午後4時半前、三陸沖を震源としたマグニチュード6.2の地震があり、青森県内では七戸町とおいらせ町で最大震度3を観測したほか、青森市や八戸市などが震度2となるなど広い範囲で揺れを観測しました。
気象庁の地震観測データベースによりますと、三陸沖では11月4日以降、震度1以上の揺れを伴う地震が20回以上観測されています。
岩手県で、9日に一時津波注意報が出された地震は、当初マグニチュードは6.7でしたがが、気象庁はその後6.9に上方修正し、さらに大きな地震への注意を促す「北海道・三陸沖後発地震注意情報」についても言及しました。
気象庁の担当者
「後続の地震で規模の大きな地震が起きて、地震の規模を精査した結果、マグニチュード7.0を超えるような場合ですと『北海道・三陸沖後発地震注意情報』を発表する形となる」
今回は、発表基準を満たしませんでしたが、今後1週間ほどは最大震度4程度の地震への注意が必要です。














