「変わり種」117系も 「超カラフル」&「結構ヌートバー」

映像ライブラリーから引っ張り出してきた映像の中には、2016年にサンライナーが2パターンでラッピングされている姿を発見しました。

1つは、いまやマスキングテープ「mt」でお馴染みの、岡山県倉敷市のカモ井加工紙とコラボした「mtサンライナー」。【画像⑬】にあるように、カラフルの極み列車です。

【画像⑬】山陽路を快走する「mtサンライナー」

そしてもう1つが、黄色地にえんじ色を施した「サッカーJ2・ファジアーノ岡山ラッピングトレイン」。【画像⑭】にあるように、ヌートバー選手が眩しさを軽減するために貼っている「アイブラック」みたいなデザインです。

【画像⑭】おでこに「ファジアーノ」!

そんな岡山ー福山間を結ぶ「117系サンライナー」は、実に30年間活躍しましたが、「快速サンライナー」としての運用は2022年3月に終了しました。

【画像⑮】この「看板」を背負ったのも2022年3月まででした

以降117系は、先頭車両の種別幕にでかでかと黒地に白文字で「普通」と表示して、各駅停車として山陽本線&赤穂線をコトコトと走っています。山陽本線で出掛ける際に、113系や115系でなく「117系」がやってくると、旅気分が2割増しになる車両です(個人の感想です)。

【画像⑯】かつての「新快速」「サンライナー」も、いまは「普通」がメイン