RSK山陽放送の映像ライブラリーを掘り起こしてみると...貴重映像がボコボコと

そんな117系が、初めて岡山にやって来たのはいつだったのでしょうか?RSK山陽放送の過去記事を検索してみたところ、「1992年3月14日のダイヤ改正に合わせて、サンライナーの新しいデザインの車両が登場しました」と記されていました。

さらに「車両は、関西地区を走っていた新快速を塗り替えたものです」とのことでした。

【画像⑥】超貴重!新旧「サンライナー」揃い踏み

当時、結構な注目のニュースだったようで、デビューの日まで3日に渡って取り上げられていました。

【画像⑦】1992年に取材していた「ニューデザイン・サンライナーの出発式」

関西地区でのデビューから遅れること13年。「新快速」にさらなる新型車両が導入されることになったため、岡山に流れてきたとのこと。この時から117系は、「サンライナー」として第二の人生を歩み始めた訳です。

【画像⑧】この辺りの動画は、RSKイブニングニュースYouTubeチャンネルに載せるべく編集中です

ちなみに当時の原稿を見ると、そのサンライナーのデザインは【画像⑨~⑪】にあるように、「ホワイトベースにオレンジとレッドのライン。瀬戸内のミカンと太陽をイメージ」していたそうです。なおこのグラデーションは【画像⑫】のように、「227系Urara」にも踏襲されています。

【画像⑨】瀬戸内のみかんと太陽をイメージした配色
【画像⑩】側面にもオレンジのグラデーション
【画像⑪】この配色は、7月22日デビューの「227系Urara」にも引き継がれています
【画像⑫】その新型車両227系Urara 確かに横の帯が「サンライナー」!