およそ30年前に運行していた夜行高速バス「ドリーム志賀(しが)号」が6月2日からの週末に限定で復活し、山ノ内町で記念のイベントが行われました。

山ノ内町の湯田中駅に到着したのは、夜行高速バス「ドリーム志賀号」です。

1992年から7年間、長電バスとJRバス関東が共同で運行し、東京駅と湯田中駅を結んでいましたが、新幹線の開通に伴い利用者が減少。

1999年に運行を終えました。

それが今回、2日から4日までの出発の便限定で復活運行されました。

■乗客
「途中からは国道を通ったりとかバラエティに富んだ経路でおもしろかった」

復活を記念して、4日はイベントも開催。

列に並ぶ人のお目当ては… 「オープントップバス」です!

湯田中駅周辺のおよそ10キロの道のりを20分ほどかけて回ります。

乗客たちは、風を感じながら高さ3メートル以上からの景色を満喫していました。

■乗客
「風がすごく気持ちいい、晴れているし楽しかった」                        「いつも通っているところだが目線が全然違くてもうはしゃぎっぱなしでした」

さらに、降車ボタンの押し放題や運転席での記念撮影などもでき、子どもたちも楽しんでいました。

■長電バス 小林修(こばやし おさむ)乗合バス課長                               「バス離れも起きているので、身近にバスに触れていただいてバスに興味を持っていただくとか、乗る一つのきっかけになればいい」

長電バスでは、今後も機会があれば「ドリーム志賀号」を運行したいとしています。