専門家「誰を守らないといけないのかを考えなければ」

いじめの被害者が学校に通えなくなる現状。これについて専門家は学校側の対策に問題があると指摘します。
(名古屋大学・教育学部 内田良教授)
「なぜ加害者が学校に通い続けていて、被害者が学校を去らなければいけないのか。非常におかしい。まずい状況だと思います。改めて誰の立場に立つべきですかって。それは被害者でしょうっていうところ。そこをしっかり大人としても『一体誰を守らなければいけないのか』ということは考えなければいけないかなと思いますね」
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内田教授が積極的に活用すべきだと考えるのは、加害生徒の登校を制限できる出席停止制度です。ただハードルは高く、2021年度に全国でいじめが原因で不登校となった小中学生は516人いましたが、これに対して加害生徒が出席停止となったのは1人だけでした。
(名古屋大学・教育学部 内田良教授)
「加害者が学校に来られているという意味では、加害者は許されているのかなって思っちゃうと思うので、悪いものは悪いと認識するということが必要だと思いますね。悪いということを認識できないまま放置されているのだとすれば、これは本当に加害者にとっても良いことなのかということは疑問ですよね」














