仲間と組合立ち上げ そして13年ぶりに・・・

それでも、地域の仲間と作った「角部内地区営農組合」が立ち上がり、今年、ようやく本格的な稲作が始まることに。

荒木さん「13年ぶりだなぁ。今年できれば13年ぶりだ。13年歳とっているんだもの、身体も無理になるわ」

5月13日。田植えの日を迎えました。大規模に整備された田んぼには水が引かれ、春先から作っていた苗も順調に育ちました。

荒木さん「最高、出来!12年ぶりに作ったにしては最高の出来!」

品種は、「天のつぶ」。まだ主食米としての作付けではありませんが、それでも念願の稲作の再スタートです。

1本1本・・・角部内の水田に、苗が植えられていきます。

荒木さん「信じられないっていうか、ようやっとだなっていう感じだな」

角部内のコメづくりを絶やさない・・・その思いで待ち続けた12年。

秋、一面に金色の稲穂が広がる風景を荒木さんは待ち望んでいます。