鳥取県湯梨浜町に住む7歳の恵美里ちゃん。難病を患い、日常的に様々な医療的ケアが必要な「医療的ケア児」ですが、母親の強い思いが実を結び、去年、一般の小学校に入学しました。「親のエゴかもしれない…」批判に悩みつつも母親を突き動かした原動力とは。

「おはようございまーす!」鳥取県湯梨浜町に住む恵美里ちゃん(7)と母の晶子さん(32)。毎朝、親子で登校します。
歩いて10分ほどで湯梨浜町立羽合小学校に到着。晶子さん、恵美里ちゃんとはここでお別れです。

恵美里ちゃんの母 晶子さん
Qもう教室の中に入らないですか?
「入らないです。1年生の1学期の終わりから付き添いは終わりました。安心して任せられるのでありがたいです」

恵美里ちゃんは、難病を抱え、日常的に様々な医療的なケアが必要な「医療的ケア児」です。

恵美里ちゃんの母 晶子さん
「元気に生まれたんですけど、3週間くらいで音の反応とか光の反応がなくなって。病気が分かった時はすごいショックでした」