お茶を身近に感じてもらおうと大分県佐伯市にオープンしたカフェが話題となっています。老舗茶屋が経営していて、スイーツやドリンクをカジュアルな雰囲気で楽しめます。
佐伯市船頭町の城山桜ホールすぐそばにある「つなぐ茶屋」。1968年創業の老舗茶屋、鶴見園がおととし6月にオープンした九州の茶を中心に扱う日本茶専門のカフェです。

(つなぐ茶屋・亀井宏美さん)「もっと身近にお茶を感じていただきたいという思いで始めました。お抹茶を使ったスイーツやドリンクが人気なんですけど、しっかりお茶の味を残して甘さもほどよくというのを意識してます」

人気の「お茶屋さんのパフェ」(1000円)は抹茶をふんだんに使用。濃厚な抹茶ティラミスの下には、さっぱりとした抹茶寒天を組み合わせていて、味わいの変化を最後まで楽しめます。

また、オープン当初からの人気メニューが「抹茶ソーダ」(500円)です。新感覚なドリンクで抹茶の苦みと炭酸のシュワっとした感じが意外とよく合います。
季節限定の「抹茶カッサータ」(450円)はイタリアのスイーツに抹茶を使ったアイスケーキで、ひんやりとした口当たりが特徴です。

開放感のあるカフェでは本格的な抹茶スイーツや煎茶を気軽に味わうことができ、老若男女問わず訪れます。
(客)「甘くておいしい」「とても良い雰囲気ですよ。素晴らしいです」「結構甘さ控えめですっきりして美味しいです」
(つなぐ茶屋・亀井宏美さん)「抹茶や煎茶と聞くとちょっと堅いイメージがあると思うんですけど、気楽に楽しんでいただきたいと思う」
日差しが日増しに強くなるきょうこの頃。旬の新茶や甘味で涼みながら一息つくのはいかがでしょうか。