もう一つの特徴は「学年を超えた交流と団結」。

相手チームが背負ったかごに向かってボールを投げ入れる「追いかけ玉入れ」は、1年生と中学3年生にあたる9年生が一緒に挑戦します。
競技ごとの勝敗は決めるものの、紅白のチームに分かれての採点はなく、他の学年への思いやりを重視しています。

■運動会を企画 平林由美花(ひらばやし・ゆみか)さん
「負けてしまったチームは気持ちの面で悲しくしてしまうかもしれないので勝敗はつけないほうがいいかなって」
コロナ禍の2021年から分散の形で始まった運動会は、2022年からは全学年での開催が可能に。
コロナが5類に移行した今回は消毒や健康チェックシートの提出は行わず、マスクの着用も子どもたちに任せました。
声を出しての応援もできるようになり、手作りの旗やポンポンで全力で仲間を励ましました。

■1年生
「めっちゃ元気いっぱいできた」
■9年生
「すごく楽しいです。ちっちゃい子も全力で投げているのでそれをできるだけサポートできるようにボール拾ったり周りを見ることができました」
既存の考え方にとらわれず時間の使い方や思いやりに重きを置いた「新しい形の運動会」。
子どもたちにとっては充実した時間になったようです。














