古民家を襲う老朽化 ある方法で解決

参加者は古民家で共同生活。畑仕事や田植えなど農作業を体験します。しかし、共同生活に使う築84年の古民家は老朽化し、雨漏りなどに悩まされていました。

文化財である古民家の修復には、昭和30年代以前に作られた赤瓦を使う必要がありました。また、外壁には杉の皮を使うなど資金がかさみ、補助金だけでは足りませんでした。しかし、それを知った学生の提案で昨年9月、クラウドファンディングを行い、資金を集めることができたといいます。

二枚田昇さん
「ワークキャンプを受け入れて、ちょうどこの7月で10年になるんですね。うちの家も昨年、みなさんおかげでクラウドファンディングで外観がこんなふうに見違えるようになりました。これから30年、50年持つと思うので、みなさんのよりどころになってもらえればありがたいなと思います。(ワークキャンプ)20年めがけて頑張りますので、よろしくお願いいたします」

今年3月、屋根や壁などの修復が完了、新しくなった古民家で学生キャンプが再開しました。

二枚田昇さん
「余計なお金がかかるんですけど、こういう形にするから歴史的な建物になるんです」

空き家になった隣の家の前で二枚田さんが立ち話をしていました。埼玉からやってきた山内さん一家です。毎年、母親の実家を見に来るといいます。

山内さん
「ここは私の母親の実家になります。それで来させていただいてます。母親はもう亡くなってしまって3年経つんですけど」
二枚田昇さん
「来るだけ来てもらえるだけでありがたい。ああもうそろそろ来るんだと思うだけで草の一つも刈っとかなあかんなと思う。急遽、この間慌てて刈ったの」