三重県桑名市の「こども園」で、園児に給食を4時間にわたって食べさせるなど不適切な行為があった問題で、県と市が近く特別監査を実施することが分かりました。

この問題は桑名市にある私立「長寿認定こども園」で、ことし2月から3月にかけて、2歳児のクラスで給食を食べ切れなかった園児1人に対し、保育士が約4時間にわたって食べるよう指導を続けたもので、園児はトイレに行けず失禁してしまったということです。

3月に保護者から相談を受け、桑名市は事実関係の確認を進めていて、市の担当者などによりますと、22日、給食を食べるよう強要したことや園児がトイレに行く時間がなかったことなどが確認されたとする調査結果を県に提出。
これを踏まえ、県と市は近く特別監査を行うことを決めたということです。
今後、具体的な日程が決まり次第、関係者への聞き取り調査などが進められる見通しです。














