今月27日から始まる「春の海ごみゼロウィーク」を前に、岩手県大船渡市で市民などが海岸の清掃を行いました。

 この清掃活動は県が主催したもので、20日は大船渡市のほか県内から約100人が参加し、碁石海岸にある4つの浜に分かれてごみを拾いました。
 このうち碁石海岸インフォメーションセンターから遊歩道を歩いて10分ほどの場所にある大浜では漂着した漁業用の浮きなどが回収されました。海岸の砂利や堆積した木の枝の中から風や波の力で砕かれ数ミリから数センチになったプラスチックや発泡スチロールの破片も見つかりました。
 参加した人たちは丁寧に拾い集めながら、豊かな海洋環境を守ることの大切さを感じていました。