職を転々としていた池島さんは、26歳のとき、意を決して上京。当時日本一と言われた有名店でホストとして働き始めます。
池島広 店主
「お客さんも喋ってくれないですよ、新人には特に。本当に厳しいんですよ先輩怖いし。裏に呼び出されるし。ちょっとずつお客さんついてきて売り上げが上がってくると、ずっと怒られてた身なんで、たまに呼び出されるじゃないですか、また今日も怒られるかって思ったら、おいお前すごいがなって。叩かれるかと思って頭出してたのに、あれ?褒めてくれる?嬉しいなぁって。」
最初こそ苦戦したものの、みるみる頭角を現し人気ホストに…

しかし、そんな彼がなぜラーメン店を始めることになったのか?
池島広 店主
「ホストやってて30超えて、次何しようかなみたいな思ったときに、いっつもラーメン食べてたんで営業後とかに、それで食べてる最中にこれだなって思って。」
34歳でホストを引退すると、東京のラーメン店で修業をスタート。のちに店長も任されましたが…

池島広 店主
「働きすぎて病気になりましたからね。睡眠時間が2時間とか3時間かな。ずっと休憩なしで働いたりとかして。でも遊びたい人間だったんで、それでも遊んでたりとか。このままだと体調がよくならないかもしれないと。ちょっと地元帰って自然に触れたら体調も良くなるのかなと。」
身体を壊したのがきっかけで、ふるさと大山町に戻った池島さん、地元でラーメン店を開くことにしたのです。
池島広 店主
「すぐ物件見つけて、この庭で決めましたからね。ここにしようって。」