今回は中継でSDGsな取り組みを宮城県村田町内のサーキットからお伝えします。いったいどんな取り組みなんでしょうか。
玉置佑規アナウンサー:
私が今いる場所は、村田町菅生にあるサーキットスポーツランドSUGOのピットと呼ばれる場所なんですが、色鮮やかなカラーリングのバイク並んでいて作業が行われています。

なぜ、こんな賑やかな状態かといいますと、20日・21日ここ菅生で「全日本ロードレース」というバイクレースがあるからなんです。19日は、本番直前の練習が先ほどまで行われていました。

さて、今回のロードレースでは、ある「SDGs」の取り組みが行われています。こちら、燃料に関する取り組みなのですがスタジオのお2人はわかりますか?

熊谷望那キャスター:
燃料でSDGs…、思いつくことと言えば燃費のいいバイクを使っているとかそういったことでしょうか?
玉置アナウンサー:
この燃料自体がSDGsなんです。何かといいますと、こちらは、原料に石油を一切使っていない「バイオ燃料」と呼ばれるものなんです。いったい何が、原料なのでしょうか?

熊谷キャスター:
ガソリンではないということですよね。
玉置アナウンサー:
はい、そうなんです。こちらは、ドイツのメーカーが、バイクレース用に開発したもので、石油を一切使わず植物ごみや木材チップといったバイオマスが原料なんです。
二酸化炭素を吸収した植物原料が燃焼するので、排出される二酸化炭素は差し引きゼロ、いわゆるカーボンニュートラルを実現しているという燃料なんです。

SDGsの17の目標の中では、目標7の「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」目標13の「気候変動に具体的な対策を」が当てはまります。
今回は特別に容器にバイオ燃料を入れてもらいました。左側がガソリン、そして右側がバイオ燃料です。

全日本ロードレースでは、今シーズンからトップカテゴリーJSB1000クラスで世界に先駆けこのバイオ燃料が使われています。

今見ていただいている映像は、レース前の練習の様子ですが、バイオ燃料で走行しています。

村上晴香キャスター:
既にレースも普通にやっていたんですね!びっくりです。
玉置アナウンサー:
こちらにレース用のバイクが走ってきます。乗っているのは、JSB1000に参戦している仙台出身の須貝義行さんです。

こちらのバイク、総重量はどの程度あるのでしょうか?
須貝義行さん:玉置さん、ちょっと乗ってみますか?
玉置アナウンサー:
え、良いのですか?ではお言葉に甘えて…。ありがとうございました。

改めてJSB1000に参戦している須貝義行さんです。よろしくお願いします。今もバイオ燃料ですよね。走っているところを見ても、何も違和感がなかったのですが、バイオ燃料用のバイクに改造したりとか大変では。
須貝義行さん:
エンジンはそのままで、バイクのコンピューターの設定を書き換えて使用している。馬力やスピードは少し落ちたり、ガソリンと違う燃焼をするので、走行テストを重ねてレースに臨んでいる、正直まだまだ改良が必要だと思うが、将来のためだと思って取り組んでいます。

玉置アナウンサー:
そんな中、なんと須貝さん、19日が誕生日で57歳。最年長のライダーです。おめでとうございます。
須貝義行さん:
ありがとうございます。

玉置アナウンサー:
こちらのサーキット、東北道の菅生スマートICも完成し、ICから車で5分と近くなりました。20日・21日とバイオ燃料のJSB1000のほか、3つのカテゴリーのレースが行われます。ぜひ、みなさん五感でSDGsに取り組んだレースの迫力を体感してみてください。須貝さん、レース頑張ってください。ありがとうございました。














