大糸線の利用促進を目指す期成同盟会が大町市で開かれ、2024年3月の北陸新幹線敦賀(つるが)延伸なども見据えて、観光客の増加に向けた取り組みを強化することを決めました。
期成同盟会の総会には沿線の自治体や商工会のほか、県の担当者や県議会議員など40人余りが出席し、今年度の事業計画を話し合いました。

会長の牛越徹(うしこし・とおる)大町市長は「北陸新幹線の敦賀延伸が2024年3月に迫るなど、今後の可能性が期待される。JR東日本、西日本に輸送力強化を求めていきたい」とあいさつしました。

総会では「赤字路線を一律に廃止するのではなく、地方創生やインバウンド観光に貢献できる地域鉄道については、国が維持管理し、JR各社に委託することも一つの考えだ」と、国に対して全国的な協議の場を求める意見も出されました。














