酸味・渋み・甘み…強烈な個性を放つ清酒『菩提泉』

 出来上がった「菩提泉」。500年前そのままの味わいは日本酒のプロたちも悩ませる強烈な個性を放っていました。
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 (酒店店主)
 「菩提泉が酸が強すぎるので、『これはどういう料理に合うのかな』という感じはするんですけどね」
 (社氏)
 「自分自身はひとつの個性でこれもありかなと思いますけれども。ただ、あまりにも一般的な日本酒と味わいがかい離しているから…」
 (奈良県産業振興総合センター研究員)
 「すごく爽快感がありましたね、今回の酸味が。そういう意味で酸味の強さが先に出て、あと少し渋みが残りましたけど。においも薄いフルーツ感があって、こういう形になったんだなと思いましたね」
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 出荷は味わいがまろやかになる12月まで待ってから。こっくりじっくり時間をかけて。