■MLB レッドソックス 1ー9 カージナルス(日本時間15日、フェンウェイ・パーク)
レッドソックス・吉田正尚(29)は本拠地でのカージナルス戦に「2番・レフト」で先発出場。吉田は4打数無安打で打率は.298となった。カージナルス・L.ヌートバー(25)は「1番・ライト」で先発出場、6打数3安打で打率は.302となった。
現地時間14日は「母の日」多くの選手がピンク色の用具を身につける中、カージナルス・ヌートバーは“母の日”仕様のピンクのソックス、ピンクのリストバンド、ピンクのバットで登場。1回の第1打席、最多勝を2度獲得したことのあるレッドソックス先発、C.クルバー(37)から外角高め142キロのシンカーを捉え吉田の守るレフトへ2ベース。2試合ぶりのヒットをマークした。続く2番・P.ゴールドシュミット(35)のライト前ヒットで先制のホームを踏んだ。
その裏、無死二塁で迎えた第1打席、吉田はバット、バッティンググラブ、スパイクをピンク一色で登場。元巨人のカージナルス先発、M.マイコラス(34)と対戦、NPB時代は対戦がなかった2人、しっかりとボールを見極めカウント3-2から内角高め148キロのシンカーに詰まりセカンドゴロ。ランナーを3塁に進め、4番・R.デバース(26)が同点タイムリー、試合開始早々に侍ジャパンの2人が得点に絡む活躍を見せた。
2回、2死一塁でヌートバーの第2打席、127キロのカーブを引きつけて、またもレフトへ鋭い当たり、しかしここは吉田にキャッチされレフトライナー。4回の第3打席もボールは捉えたがファースト正面のゴロに倒れた。6回の第4打席はレッドソックス2人目、左腕のB.ベルナルディノ(31)の146キロのシンカーを逆らわずレフト前へ、2試合ぶりのマルチヒットをマーク、8回の第5打席もグリーンモンスター直撃の2ベースを放ち3安打を放った。9回の第6打席はピッチャーゴロ、ヌートバーは6打数3安打で打率は.302となった。
守りでは4回裏、ライトからセンターに守備位置が変更されるとレッドソックスの4番・デバースの打球が左中間へ、クッションボールを素手で捕ると素早く送球し、2塁を狙ったデバースをタッチアウトにした。
吉田は3回の第2打席、テンポ良く投げてくるマイコラスに対し、吉田は2球で2ストライクに追い込まれた。そして3球目、154キロのストレートを打たされサードゴロ、5回の第3打席もセカンドゴロと3打席全て内野ゴロに打ち取られた。7回、2死満塁のチャンスでの第4打席はレフトフライ、吉田は4打数無安打で3試合ぶりのノーヒットに終わった。