■MLB ブルージェイズ 6×ー5 ブレーブス(日本時間15日、ロジャース・センター)

ブルージェイズ・菊池雄星(31)が本拠地でのブレーブス戦で先発。菊池は4回0/3、85球を投げ被安打9、被本塁打3、奪三振7、四死球0、失点5(自責4)で日米通算100勝とはいかなかった。

現地時間14日は「母の日」多くの選手がピンク色の用具を身につける中、菊池はソックスをピンクにして登板。今季5勝負けなし、日米通算100勝に王手をかけている菊池は1回、先頭のR.アクーニャJr(25)に153キロのストレートを完璧に捉えられレフトスタンドへ先頭打者ホームランを打たれた。その後は気持ちを切り替え2番・M.オルソン(29)を156キロのストレートで空振り三振を奪うなど3者連続三振で抑えた。

菊池は2回に2死三塁のピンチを背負うと8番・M.ハリス2世(22)にタイムリーを浴び失点、ナ・リーグ東地区首位のブレーブス打線につかまった。その裏、ブルージェイズ打線が繋がり1-2と1点差とし2死満塁で3番・V.ゲレーロJr(24)センター前への2点タイムリーで勝ち越した。

味方打線の援護に応えたい菊池はエラーでランナーを許すと3番・O.アルビーズ(26)にまたも高めのストレートをレフトへ逆転2ラン。4回には7番・K.ピラー(34)にはスライダーが甘く入りレフトへソロホームラン。今季2度目の3被弾で4イニング連続失点となった。

5回の先頭打者にヒットを打たれたところで菊池は降板、4回0/3、85球を投げ被安打9、被本塁打3、奪三振7、四死球0、失点5(自責4)で日米通算100勝とはいかなかった。チームは4-5と1点リードされた9回、2死満塁から8番・D.ジャンセン(28)がサヨナラ2点タイムリー、菊池の負けが消えた。