金沢市と富山市を会場にしたG7教育大臣会合は3日目を迎えました。各国の閣僚らはけさ金沢市に入り、コロナの影響を踏まえた今後の教育の在り方をテーマに議論を進めています。
14日午前、金沢市内のホテルで始まったG7教育大臣会合の本会議。各国の大臣を前に冒頭、永岡桂子文部科学大臣が「持続可能な社会の発展に向けて教育がどのような役割を果たすべきか、具体的な方策も含めて議論したい」とあいさつしました。
永岡桂子・文部科学大臣
「人への投資は成長と分配の好循環をもたらす重要な方向性。民間企業やNPOなどと連携した社会に開かれた教育を推進していくことが重要と考えている」
金沢では「国際教育交流の必要性と役割」などをテーマに討議され、会合の成果は共同宣言として採択されます。また、午後には金沢市内の文化教育施設の視察も予定されています。
一方、会場周辺では警察官らが警戒態勢を強化しています。JR金沢駅の構内でもけさ早くから、多くの警察官やJRの職員が不審物がないかを確認して回るなど、厳重な警備が続いています。金沢でのG7教育大臣会合は15日まで行われます。














